スタートホールドって何?競技ボルダリングは「最初の形」から勝負です
こんにちは、スクエアクライミングセンターです。
ボルダリング競技を見ていると、選手が登り始める前に、手と足の位置を何度も確かめている場面があります。
これは、競技では「どこから登り始めてもよい」わけではなく、スタートホールドが決められているからです。
スタートホールドとは、課題を始めるときに、両手・両足を置く指定の位置です。選手は定められた姿勢をつくってから、最初の一手を出します。
一見すると簡単そうですが、ここがすでに難しい課題もあります。
身体を小さく畳んだ状態で始める。
足が高い位置にあり、バランスを取るのが難しい。
両手で持つ場所が遠く、スタートの姿勢をつくるだけで力を使う。
そんな課題では、「登り始める前」が最初の勝負です。
ジムで自由に登るときは、登りやすい位置から始めることもあるでしょう。けれど競技では、全選手が同じスタート姿勢から課題に挑むことで、登りの力や工夫を公平に比べます。
大会を見るときは、選手が最初に手と足を置く場所を確認してみてください。その姿勢を見るだけでも、「この課題は最初から大変そうだな」と、ルートセッターの意図や課題の難しさが少し見えてくるはずです。
JMSCAの競技規則では、各ボルダーに両手・両足のスタートホールドを設定することが定められています。 JMSCAスポーツクライミング競技規則
SCC





