動画撮影、どう使う?キッズクライマーの成長記録と見守り方
こんにちは、スクエアクライミングセンターです。
「今日の登り、動画に残しておけばよかった」
「前より上手になった気がするけれど、どこが変わったのだろう?」
「動画を見せると、つい細かく言いすぎてしまう」
キッズクライマーの動画撮影は、成長を残せる便利な方法です。けれど、使い方によっては、本人にとってプレッシャーになってしまうこともあります。
今回は、動画を“採点のため”ではなく、“成長を楽しむため”に使うヒントをご紹介します。
動画は、完登した日だけでなくてよい
動画というと、課題を登り切った瞬間を残すものと思われがちです。
もちろん、初めて登れた課題や大会での一本は、ぜひ残しておきたい思い出です。けれど、途中で落ちた動画にも価値があります。
たとえば、
- 何度も挑戦していた課題
- 前回より高い場所まで進めた課題
- 初めてリードに挑戦した日
- 怖さを乗り越えて一歩踏み出した場面
- 楽しそうに登っていた時間
こうした記録を見返すと、完登数だけでは見えない成長に気づけます。
撮る前に、本人の気持ちを聞く
動画を撮られることが好きなお子さまもいれば、集中したいときには撮られたくないお子さまもいます。
まずは、「今日、動画撮ってもいい?」と本人に聞いてみましょう。
「この課題だけ撮って」
「登れたら見せて」
「今日は撮らないで」
そんな希望があれば、できるだけ尊重してあげてください。自分の登りをどう残すかを選べることも、クライミングに主体的に取り組む大切な経験になります。
見返すときは、“できなかったこと探し”にしない
動画を見ると、保護者の方は「ここで足を変えたらよかったのでは」と思うかもしれません。
でも、最初から改善点を伝えると、お子さまにとって動画を見る時間が苦しくなってしまうことがあります。
おすすめは、まず本人に聞くことです。
- 「見てみて、どう思う?」
- 「うまくいったところはどこかな?」
- 「次に試すなら、どうしてみたい?」
- 「前の動画と比べて、変わったところはある?」
お子さまが気づいたことを聞いてから、必要であればスタッフやコーチに相談する。保護者の方は、答えを教える人というより、一緒に発見する人でいるとよいでしょう。
月に一度、同じ場面を見返してみる
動画は、撮りっぱなしにせず、時々見返すのがおすすめです。
たとえば月に一度、少し前の動画と最近の動画を並べて見てみましょう。
「前より足を見ているね」
「高いところでも落ち着いているね」
「前は怖がっていた動きを、今は試せているね」
上達は、毎日見ていると気づきにくいものです。少し時間を空けて見返すことで、本人も保護者の方も、確かな変化を感じやすくなります。
撮影の前に、ジムのルールを確認
ジムでは、ほかの利用者の方のプライバシーや、安全への配慮が必要です。
撮影できる場所や時間、SNSへの投稿に関するルールは、施設によって異なります。また、撮影中に通路やマット周辺をふさいでしまわないことも大切です。
撮影の際は、スクエアクライミングセンターのルールを確認し、ほかの利用者の方が映り込まないように配慮しましょう。
動画は、親子の思い出にもなる
後から見返したとき、覚えているのは登れたかどうかだけではありません。
初めての大会で緊張していた顔。
何度も挑戦していた姿。
登れた瞬間に笑った顔。
動画は、キッズクライマーの技術だけでなく、その時期の気持ちや頑張りを残してくれます。
ぜひ、結果を比べるためではなく、「ここまで頑張ってきたね」と親子で振り返るために活用してみてください。
SCC





