兄弟でクライミングに通うとき。応援と待ち時間を心地よくする工夫
こんにちは、スクエアクライミングセンターです。
兄弟・姉妹でクライミングを始めると、送迎が一度で済んだり、同じ趣味を楽しめたりと、うれしいことがたくさんあります。
その一方で、
「上の子の練習中、下の子が退屈してしまう」
「どちらかだけを応援しているように見えないか心配」
「兄弟で比べ合って、けんかになってしまう」
といった悩みも出てくるかもしれません。
今回は、兄弟・姉妹で通うご家庭が、クライミングの時間をより楽しむためのヒントをご紹介します。
“同じ習い事”でも、目標は別々で大丈夫
同じクライミングをしていても、年齢、体格、経験、楽しみ方は一人ひとり違います。
上の子は難しい課題に挑戦したい。
下の子は、登ることそのものを楽しみたい。
ある日は積極的に登るけれど、別の日は見学したい。
そんな違いがあって当然です。
「お兄ちゃんはできたのに」
「妹はもっと登っているのに」
と比べるのではなく、それぞれが自分の目標を持てるように見守りましょう。
保護者の方からは、「今日は何をやってみたい?」と、一人ずつに聞いてあげるのがおすすめです。
応援は、順番ではなく“見ていたよ”を伝える
兄弟が同時に登っていると、どうしても片方を見られない瞬間があります。
そんなときは、ずっと見続けることよりも、それぞれの挑戦に気づいていることを伝えるほうが大切です。
- 「さっき、難しいところに挑戦していたね」
- 「あの課題を何回もやっていたの、見ていたよ」
- 「待っている間に、兄の登りを見ていたね」
- 「今日の自分の目標はできた?」
完登したかどうかだけでなく、挑戦したことや、待っている間の過ごし方にも目を向けると、どちらのお子さまも「見てもらえている」と感じやすくなります。
待ち時間には、“自分の役割”をつくる
年齢差があると、片方の練習を待つ時間が長くなることがあります。
ただ待つだけでは退屈になりやすいため、小さな役割をつくってみるのもおすすめです。
たとえば、
- 今日の面白い課題を一つ探す
- 兄弟の登りで、すごいと思ったところを一つ見つける
- 自分の成長ノートに絵や一言を書く
- 読みたい本や小さな遊び道具を持っていく
- 次に登りたい課題を見つけておく
ただし、ジムでは安全が最優先です。マットの上で遊んだり、走り回ったりせず、施設のルールを守って過ごしましょう。
兄弟同士の応援を、無理なく育てる
兄弟で通うよさの一つは、お互いの頑張りを身近で見られることです。
けれど、「ちゃんと応援してあげて」と無理に求める必要はありません。
保護者の方が、
「今の一手、すごかったね」
「弟も見ていたよ」
「お姉ちゃんが挑戦しているとき、静かに待てたね」
と、自然な応援や思いやりに気づいて言葉にするだけで十分です。
少しずつ、「今度は自分が応援してもらったから、次は応援しよう」という気持ちが育っていくかもしれません。
比べず、それぞれの楽しさを大切に
兄弟で同じ習い事をしていると、成長の差が見えやすいことがあります。
でも、クライミングは誰かより早く上手になることだけが目的ではありません。自分の課題に挑戦し、できなかったことができるようになる楽しさがあります。
「今日は二人とも、よく頑張っていたね」
「それぞれ違う課題に挑戦できたね」
そんな言葉で一日を終えられると、クライミングが家族みんなにとって心地よい時間になっていきます。
SCC





